「科学の5段階法」で自発的な行動を促す - 【はじめてプログラミング塾】松戸市北小金のプログラミング教室(運営:ダイナライズ)
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コラム

「科学の5段階法」で自発的な行動を促す


科学の5段階法とは何か

 はじめてプログラミング塾では子供が自ら考え動くような子育て案として、5段階法の習得を参考にしています。

科学の5段階法は
①観察
②推論
③仮説
④検証
⑤考察
から成り立っており、他の類似している手法と比べ①の観察を重要視している特徴的な考え方になっています。

 我が家の5歳児の話に置きかえて話します。
「出かける前にトイレいっておこうね」という言葉に、明るく素直に返事をする時と、頑なにめんどくさがり、何なら床に大の字になって抵抗まで激しくする時があります。例えば、これに対して

②の推論は「どうも眠い時はめんどくさいみたい」
③の仮説は「出かける前のどこかで軽く睡眠をとらせれば、ほとんど素直に返事するのでは?」
となります。

④検証、⑤考察は「④実際やってみて、⑤どうだったか?」という事でシンプルです。

ここで肝心なのは、そもそも ②推論 を気に留めるかどうか? という事です。

解決しようと思う人、思わない人

 人はいろいろなものにストレスや不便を感じるものですが、不思議なもので、大体の人間は「不便は不便」として受け入れてしまう、ある種の順応性があります。
 世の中の魅力的な商品や、仕事で活躍する人はこの「不便」を放っておかない存在です。しかし、誰もが問題を解決できるならば、ぜひそうしたいと思うでしょう。時には自分には解決するだけの経験やアイデアがないと諦める事もあるかもしれません。

 でも人間、気になればなるほど、絶対にどうにかしたいはず。それがなぜ問題を抱えたまま様々なストレスをため込むのか?実はそれ以前に、「不便を不便として認識していない」、あるいは「それが目に留まっていない」という事も大きいかもしれません。

だからこそ、①観察 によって、いろいろな事に気づくためのきっかけが重要だということになります。

 先ほどの我が家の5歳児の話でいくと、①観察して5歳児が「よく目をこすっている」「元気がない」という仕草をみて「なんだか眠そうだ」という事に気づき、初めて②推論の着想に至ります。
 ②推論の「どうも眠い時はめんどくさいみたい」までの予想が生まれて、はじめて③仮説「出かける前のどこかで軽く睡眠をとらせれば、素直になるのでは?」という解決を試す気持ちになります。

 そもそも①観察して「子供が眠そうだ」という事に気づかなければ、「5歳児とは我儘を言うものだ」として自然に享受し、「もしかしてどうにかできるかも?」などと思う事もなく、それは自然な事として慣れるかもしれません。①の観察があってこそ、物事が動いたと言えるでしょう。
 気づかないままなら、それはそれとして問題なく生きてはいけますが、やはり解決できるのであれば、その分確実に行動がスムーズにはなりますし、子供に無理をさせなくて済むというプラスの効果は生まれます。

 これらの事が、普段の生活や仕事に差を生むのだとしたら、①観察からいろいろな事に気づける人の方が、より良い環境に身をおける可能性は高まると言えます。

自然と物事を観察するために

 できるかどうかは、「観察しようするか」「しないか」だけだと思います。

習慣や意識の問題ですから、普段から「観察するよう癖づけ」をするのが大切です。ただ、注意したいのは「ネガティブな観察」にならないことです。自身を嫌な気持ちにさせたり、人を不快にする、あるいは見下す事を目的とした観察はマイナスな結果しか生み出しません。科学の5段階法でいう観察とは、感情ではなく、あくまで客観的な、あるいはプラスの目的のための観察の話です。

 意識が大切と言いましたが、これは普段から養っていく事が大切です。

 例えば当プログラミング教室では、プログラミングを組む時に、正解を与えるのではなく、できる限り自力で発想させます。そのためには見本を与え、見本をしっかり観察・分析する手法をとる事も多いです。また、他生徒や先生の作品に触れさせ、「違和感」を感じさせることから始めます。とあるシューティングゲームをつくっていて、一見同じような出来栄えでも

「あの子はナナメ移動をする時とてもスムーズに動くのに、自分のはちょっとカクカクするなぁ・・・」

と、些細なことに気づくのが大事です。作品の当事者なので、例え先生が気にしなくていいよと言っても、本人はすごく気になり始めます。こうなれば、後は科学の5段階法に近い形で正しいステップを踏ませることで「ちょっとした違和感」が「達成感のある解決」までを自己で行う事となります。

 この自分の力で達成した割合が高ければ高いほど、他の事でも観察を良くするようになり、観察をするという事は「とても気になって仕方がなくなる」ので、問題解決に対する積極さ、自主性が高まってきます。

ご家庭でも意図的に「観察」をして気になるように仕向けてみてください。最初はわかりやすくクイズを出したりして、関心を持たせると良いと思います。ぜひお子様の「なんか気になる」を膨らませてみてください。

教室もぜひ無料の体験会にて授業の様子を見ていただきたいと思いますので、お気軽にお問合せください。
※個別授業につき、事前申込となります。ご容赦ください。

それでは次の更新もお楽しみに♪





はじめてプログラミング塾 (代表)坂巻 雅実

1984年 千葉県我孫子市生まれ。
中学生の頃から独学でプログラミングを習得し、大学で情報工学を専攻。
その後、システムエンジニアの常駐派遣を通して業界に精通した知識を得たほか、事務、接客、営業経験など様々な現場の経験を積み、論理的思考・プログラミング的思考が社会生活にもたらす好影響を実感する。 後に長年教室長を勤めたパソコン教室における疑問から生まれた「学びそのものをゴールにせず、生活への影響を実感できる」までを目的とした学習メソッドを生み出し、プログラミング教室の授業に反映させている。

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