ジュニア・プログラミング検定が中学入試に有利って本当?その理由は?その3 - 【はじめてプログラミング塾】松戸市北小金のプログラミング教室(運営:ダイナライズ)
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ジュニア・プログラミング検定が中学入試に有利って本当?その理由は?その3


こんにちは、松戸市北小金のプログラミング教室「はじめてプログラミング塾」をしている坂巻です。前回は「ジュニア・プログラミング検定」が中学入試で優遇されるという噂についての解説として、合格者を優遇する中学はまだ少ないが、検定合格を目指すメリットは大いにあるという話でした。
 初回は1つ目の理由として、大学入試にプログラミング科目が含まれる話、2つ目に早い時期からプログラミングを学ぶメリットをお話しましたが、今回は最後の3つ目の理由となります。

理由3:海外のIT人材・AI・日本国民の「3つ巴の戦い」に勝ち残るため

プログラミングに関する資格保持は就活のPRになる、ジュニア・プログラミング検定はその第一歩となります。
 具体的な話の前に、まず海外のIT教育の状況はどうでしょうか? IT先進国で有名なエストニアではすでに10年近く前から小学生1年からのプログラミング教育が始まり、Microsoft社が長く支援をしています。次いでイギリスは2013年になんと5歳からの必修化を行い、国家プロジェクトとして力を入れています。他にもフランス、ロシア、アメリカなど有力国で次々プロジェクトが進んでいます。

 大きな発展が皆様の耳にも届く中国ではもちろん2013年頃から急速にITC教室の拡大がされていますが、実はアジアで最も早くITC教育の導入を行ったのは韓国であり、15年近く前の2007年からITCリテラシーが必修科目として取り入れられています。また、インドもIT先進国として同時期にプログラミングを含む、コンピュータにまつわる授業が行われています。

 一方、ヤマト運輸のLINE自動返信のように、AIの導入による雇用の縮小が現実味が帯びてきています。
その中で、近隣のIT能力の強化というのは、国がIT人材を海外でまかなう事実につながり、日本生まれのお子様達にとっては非常に脅威になるだろうと感じます。
 このままではAI、海外勢が押し寄せる中で活路を見出す事に成りかねず、私自身の子供の将来も非常に悩まされる部分が多いです。

 前々回に大学入試の話をしましたが、さらにその先に控えているステージには「就職活動」があります。「就職活動」において、同じような能力の人どちらかを選ぶ場面があったとして「資格を持っている人」「資格を持っていない人」なら単純に前者の方が選考されやすい事でしょう。

 私がパソコン教室のエリアマネージャーとして採用に携わっていた時期は、書類や資格だけの判断はせず(むしろそれだけの材料だと打倒な判断がより難しい!)、「質問にどう答えるか・そこに根拠があるのか」で人を判断する心構えでした。正解が何かは今でも難しく思いますが、私なりに真摯にこなしたつもりです。
 しかし、もし採用側にITの見識がなければ、書類上のステータスだけで判断されてしまう事もありえます。基本的に、資格は持っていて得することはあっても、損することはないです。(例外として損をするのは、資格をたくさんもっているのにPRがうまくできず、単なる資格マニアで中身はない、と判断されるケースだと思います)

 資格など関係ないくらいに、実際の実績によって企業にPRする方法もあるとは思いますが、実績を作るなら、それこそたくさんプログラムを触らねばなりません。プログラミング系資格勉強は、本番に実技が入る関係で強制的にプログラムをたくさん触ります。実践を兼ねているのがプログラム系の資格の特徴です。
 小さいころからできる足掛かりとして、小中学生のうちにジュニア・プログラミング検定で資格取得の体験をさせておくと、その後の資格勉強にも差が出ると考えます。これが有利になる3つ目の理由です。

まとめ:”ジュニア・プログラミング検定合格者が優遇”の環境はまだまだ少ないが、将来を見越した材料として受験は有益である。

 いかがでしたでしょうか。また検定の優位性について変化が起こりましたら今回のテーマを更新いたします。
次回は別のテーマとなります。ぜひご覧になってください。


 はじめてプログラミング塾では、普段の授業がそのままジュニア・プログラミング検定の対策にもなる授業を行っています。
 これは長年パソコン教室で数多くの方をサポートさせていただきながら編み出した「効果実感メソッド」=「学ぶ事を目的にせず、生活に影響が出るまでの効果を実感するまでを目的とした反復学習」をプログラミング教室にも取り入れているからです。効果実感メソッドについてはぜひ教室で体験してみてください。

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はじめてプログラミング塾 (代表)坂巻 雅実

1984年 千葉県我孫子市生まれ。
中学生の頃から独学でプログラミングを習得し、大学で情報工学を専攻。
その後、システムエンジニアの常駐派遣を通して業界に精通した知識を得たほか、事務、接客、営業経験など様々な現場の経験を積み、論理的思考・プログラミング的思考が社会生活にもたらす好影響を実感する。 後に長年教室長を勤めたパソコン教室における疑問から生まれた「学びそのものをゴールにせず、生活への影響を実感できる」までを目的とした学習メソッドを生み出し、プログラミング教室の授業に反映させている。

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