ジュニア・プログラミング検定が中学入試に有利って本当?その理由は?その1 - 【はじめてプログラミング塾】松戸市北小金のプログラミング教室(運営:ダイナライズ)
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ジュニア・プログラミング検定が中学入試に有利って本当?その理由は?その1


 こんにちは、松戸市北小金のプログラミング教室「はじめてプログラミング塾」をしている坂巻です。本日はたまに保護者様にご質問いただく「ジュニア・プログラミング検定」が中学入試で優遇されるという噂についての解説第1弾となります。

 現在、GIGAスクール構造が進んでいるその先のステップとして、2022年度には小学校・中学校・高校すべてでプログラミングは必修化されます。また、2025年度からは、大学共通入試でも、プログラミングを学ぶ「情報I」が出題範囲となることが決定となりました。
これに付随して、中学入試の段階からプログラミングを採用する学校が首都圏を中心に徐々に増えてきました。

ジュニア・プログラミング検定は中学入試に有利か?

 ジュニア・プログラミング検定合格者を優遇するという中学校は2020年で3校だったものが1年経たずでさらに2校増えています。今後も増加傾向にありますが、直近で最寄りの中学に影響するかどうかは地域によります。
 そういった意味では、ジュニア・プログラミング検定を無理に取得するメリットはないように感じるかもしれませんが、プログラミングを教えている私の視点としては、検定を受験するメリットは大いにあるという事です。これには主に3つの理由があります。

本日はまず1つ目の理由を紹介します。

理由1:大学入試に向けたファーストステップ

 さっそく思い出していただきたいのが、2025年には大学入試においてプログラミングは入試科目として確実に立ち塞がるという事です。これはもうそう遠くない未来で、来年春に高校生に上がるお子様の代から始まり、その先の子供達には全員に立ち塞がる問題となります。

 そもそもなぜ大学入試にプログラミングが採用されるのでしょうか?先ほどの通り高校生の必修科目としても「情報1」にプログラミング学習が含まれますので、その流れで入試にもプログラミングが登場します。そして最も大きな理由が海外と比較した際の日本のITC教育の遅れにあると考えられます(詳しくは次の投稿で)。

 入試が始まってしばらくの年月は問題傾向など情報が安定しない事が考えられるため、根本からプログラミングを理解している子の方がどのような問題形式にも対応でき、有利なのは間違いないです。それだけの学習をするには、やはり何かを試したり、できなくて悩んだりできる実践的な機会が必要不可欠ですが、その機会を与えるのがプログラミング教室における学習や、プログラミング資格になるわけです。

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 私は日商プログラミング検定の試験官になる事も多かったのですが、それらと比較しても特にジュニア・プログラミング検定は子供に理解を促すのに向いている資格と断言できます。
  ジュニア・プログラミング検定には「創作問題」があるように、単純な暗記の試験ではありません。逆を言えばたくさん手を動かして、試行錯誤を繰り返した子であればそう難しい検定ではないでしょう。

私自身も若いころプログラム学習に悩みましたが、根本から理解するには如何にプログラムを触る機会を作れるかが重要です。しかし、ただやみくもに触って上達するわけでもなく、「こうすればうまくいくのではないか?と自分の考えを試す事、そして「原因と思われるものをひとつずつ確実に潰していく実行力」が重要になります。最初のうちはたくさん間違っていてもいいので、仕組みを理解したつもりになって自分でいろいろ試してみること、ダメだった時に蓄積して一歩でも前に進む事が大切です。この悩みと失敗・成功の蓄積がプログラミングスキルを向上させます。テキスト通りで上達する事はありません。
 
 検定の勉強ならプログラミングをたくさん触る機会を強制的に作れるので、それはおのずと大学入試時の対策にもなります。これが検定をすすめる1つ目の理由です。

まだまだプログラミング検定をやっておいた方が良い理由があるのですが、少し長くなってしまいましたので、次回の更新で2つ目の理由をお伝えします。


 はじめてプログラミング塾では、普段の授業がそのままジュニア・プログラミング検定の対策にもなる授業を行っています。
 これは長年パソコン教室で数多くの方をサポートさせていただきながら編み出した「効果実感メソッド」=「学ぶ事を目的にせず、生活に影響が出るまでの効果を実感するまでを目的とした反復学習」をプログラミング教室にも取り入れているからです。効果実感メソッドについてはぜひ教室で体験してみてください。

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はじめてプログラミング塾 (代表)坂巻 雅実

1984年 千葉県我孫子市生まれ。
中学生の頃から独学でプログラミングを習得し、大学で情報工学を専攻。
その後、システムエンジニアの常駐派遣を通して業界に精通した知識を得たほか、事務、接客、営業経験など様々な現場の経験を積み、論理的思考・プログラミング的思考が社会生活にもたらす好影響を実感する。 後に長年教室長を勤めたパソコン教室における疑問から生まれた「学びそのものをゴールにせず、生活への影響を実感できる」までを目的とした学習メソッドを生み出し、プログラミング教室の授業に反映させている。

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